設立趣旨

 科学技術経営(STIM)分科会は20074月より、主査香月祥太郎氏の下に活動して参りましたが、5年を経過し、分科会の目指す内容も、当所の環境負荷低減・省エネルギー問題を背景にしたテーマから、最近めまぐるしく変わる世界情勢や経済状況を反映したグローバルかつ混沌とした経営課題に関心が移りつつあります。特に、我が国の産業競争力は、長引くデフレや円高の継続、更には東日本大震災による中小企業の弱体化や電力不足問題等で、自律的回復の展望が描けない状況とも見受けられます。このような低迷する経済状況から脱却を図るためには、産業競争力を復活・強化することが肝要で、このために技術経営にかかわる者が一堂に会してどのようにしたら良いかを研究・実践することが重要であります。

 科学・技術のイノベーションにとどまることなく、シュンペータ-の「新結合」の原点に立ち返り、イノベーションを革新的にマネジメントする必要から、新世代のイノベーション・マネジメントを志向し、IM(イノベーション・マネジメント)分科会と名称を改め、産業界により必要とされる分科会活動を新しい体制(構成:香月主査退任に伴い指名を受けた鈴木と谷口、八代、稲田3名の幹事)で展開します。